ノパル&トゥナ普及促進委員会
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ノパルとトゥナの効用

降水量が少ない土地で乾燥や寒暖の温度差に負けない強い生命力をもったサボテン。
8000種類以上あるといわれるサボテンの中でも、ノパル(うちわサボテン)は、豊富な繊維質とミネラル、ビタミンを含み、生命を支える貴重な食物として珍重されてきました。

また、ノパルの果物であるトゥナは、特にカルシウム、リン、カリウムを豊富に含み、数種類のビタミンも含まれているので栄養価が高く、天然のエネルギーといわれています。

古い文献に記されている様々な効能
傷の手当て 熱さまし
肥満予防 糖尿病予防
二日酔いの予防 日焼けによるシミの予防 など
栄養的な分析と研究により発見された各種の効能
糖尿病予防・改善 コレステロール値改善
免疫システムの強化 消化不良の予防
胃壁の保護 便秘予防・解消
整腸作用 ダイエットの補助
心臓強壮作用 動脈硬化予防
アレルギー症状の改善 口臭予防
■ノパルに含まれる主な栄養成分の働き(食物繊維)
水溶性食物繊維(SDF:soluble dietary fiber)
多くは多糖体で、水を含むと極めて粘性の高い溶液(ねばねば粘液成分)となります。
食物コレステロールの吸収抑制 コレステロールの異化・代謝・排泄の促進
胆汁酸の回腸からの再吸収阻害による代謝・排泄の促進 十二指腸や空腸の内容物の拡散速度と移動速度を遅くする
グルコースの吸収を緩慢にして血糖値の上昇を抑える 腸内発酵して短鎖脂肪酸や乳酸を生成する
腸内のpHを低く保ち腸内環境を改善 細胞同士のつながりを正常に保つ
胃で膨潤することで食塊を大きくし、胃内の滞留時間を延ばし満腹感を与える  
 
不溶性食物繊維(IDF:insoluble dietary fiber)
胃液の分泌を促し食塊を大きくする 結腸や直腸で便容積を増大させ、排便を促進する
発ガン性物質などの有害物質の腸内での濃度を下げ、排出を促進する 肥満予防や大腸ガンの予防効果が期待される
■ノパルに含まれる主な栄養成分の働き(カルシウム)
脳の活動を促す働きがあり、骨の主成分でもあります。
カルシウム不足により骨の質が悪くなると、腰痛や肩こり、ひいては骨がもろくなる骨粗鬆症にもなりかねません。
体内にあるカルシウムの約99%は、骨にあると言われていますが、残りの1%は、血液や細胞などに存在し、出血を止めたり、神経の働きや筋肉運動など、生命の維持活動に重要な働きをします。
カルシウムは便や尿として少しずつ排泄されているため、食事等で補っていかなければなりません。
効率よく体内に取り込むためには、単独でとるよりもビタミンDやマグネシウムとあわせてとることが必要です。
体内での働き
骨や歯の形成 体を動かす基本となる筋肉の収縮弛緩
脳や神経からの情報伝達 各種ホルモンの分泌調整
白血球やリンパ球の情報伝達など、免疫機構に関与  
■ノパルとトゥナの栄養成分表
ノパルの栄養成分表
エネルギー 16kcal
たんぱく質 1.32g
脂質 0.09g
炭水化物 3.33g
糖分 1.15g
カリウム 257mg
カルシウム 164mg
マグネシウム 52mg
リン 16mg
ビタミンA 23mcg
食物繊維 2.2g
チアミン 0.012mg(VB1)
リボフラビン 0.041mg(VB2)
 
トゥナの栄養成分表
エネルギー 262kcal
たんぱく質 2.10g
脂質 0.96g
炭水化物 ---
ぶどう糖(グルコース) 58.65g
カリウム 500mg
カルシウム 345.00mg
マグネシウム ---
リン 92.00mg
ビタミンA 0.41g
食物繊維 16.70g
チアミン 0.40mg(VB1)
リボフラビン 0.15mg(VB2)
 
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