ノパルとはメキシコで広く野菜として食されているウチワサボテンのことです。降水量の少ない土地で乾燥や寒暖の温度差に負けない強い生命力をもったサボテン。
14世紀から16世紀にかけてメキシコ中央部に栄えた古代アステカの時代にノパル(うちわサボテン)はすでにポピュラーな存在として人々に親しまれ、なくてはならない存在となっていました。
豊富なミネラルと繊維質、ビタミンを含むノパル(うちわさぼてん)は生命を支える貴重な食物として珍重された大切な栄養源です。
さらに古い文献にも記されているように傷の手当、熱さましなどの治療、肥満、糖尿病、二日酔い、便秘、日焼けによるシミなどを予防する民間薬としても使われ、このすばらしい健康野菜を食べる習慣のあったメキシコ人には重度の糖尿病患者が少ないとも言われています。
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